100日後に死ぬワニ メメント・モリ(Memento-Mori)

(Vol. 934/1000)
「100日後に死ぬワニ」
の最終回が週末に
更新されました。
私が通しで見たのは
最近のことですが、
最終回は気になって
更新されたらすぐ
読んでしまいました。
Twitterの更新初日から、
主人公のワニが
100日後に死ぬことは
明らかにされていました。
でも、それ以外は
日常の一コマが淡々と
描かれているだけの4コマ漫画で、
死の匂いは一切感じません。
読み手だけが
「死へのカウントダウン」
を認識している状態です。
確かに「死」というのは、
あらかじめ知ることが
できないものですから、
そういうものかもしれませんね。
さて、以前私は
英語で20分のプレゼンをする
機会がありました。
その時のテーマが
「メメント・モリ(Memento-Mori)」
でした。
メメント・モリとは、ラテン語で
「自分がいつか死ぬことを忘れるな」
といった意味合いです。
むかしから、
芸術のモチーフになったりしている
大切な考え方ですね。
「死」を意識することで、
あらためて「生」を強く
意識することができます。
そうすることで、
残された人生の生き方も
変わりますよね?
スティーブ・ジョブスの
スタンフォード大学での
有名なスピーチの一説で、
自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。
と語っています。
まさに「メメント・モリ」
の思考ですね。
もし、
あなたが100日後に死ぬ
としたら、
いま何をしたいですか?
こう質問されたなら、
すぐに即答できますか?
なかなかむずかしいですよね。
でも、「死」を意識することで、
行動や考え方にも
変化が起こることでしょう。
そして、
行動や考え方に変化が起これば、
結果にも変化が起こる
のではないでしょうか?
「100日後に死ぬワニ」を読んで、
久しぶりにそんなことを
思い出しました。
新型コロナウイルスで
大変な時期ですが、
「死」を意識して
頑張っていきましょう。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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