オススメ投資本 「ウォール街のランダム・ウォーカー」

(Vol.569/607)
株式投資というと
「一攫千金」的なイメージが
あるかもしれません。
メディアに取り上げられるのは
「株で◯億円儲けた」みたいな
ハデな話ですからね。
ところが、そういう話は
「ある種の特殊な才能がある人」
の場合なので、
素人が真似をすると、
最終的に大怪我することが多いわけです。
かくいう、私も短期トレード
をしていたこともありますが、
早々とそういう才能がないことに
気づきました。
(軽い怪我で済んだのはもっけの幸い)
そんな時期に手にしたのが
「ウォール街のランダム・ウォーカー」
という一冊の本でした。
インデックス投資本の
基本の「き」ですね。
2006年頃なので私が
持っているのは原著第8版です。
いまは原著第11版で改訂が進んでいますね。
ちなみに、
ランダム・ウォークというのは、
物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である
ということですね。
さて、
「ウォール街のランダム・ウォーカー」
ですが、メッセージ自体は
初版から基本的に変わっていません。
個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っているほうが、はるかによい結果を生む。
これだけです。
単純明快ですよね?
メッセージはシンプルですが、
そのメッセージを検証・解説
しているのが本書です。
・バブルとその崩壊
・株価の歴史
・投資手法の分析
などを丁寧に解説していきます。
投資をする方は、
一度読んでおくとタメになりますね。
また、この本を通して、
株式運用の「プロ」と言われている
ファンド・マネージャが運用している
アクティブ・ファンドVS
インデックス・ファンド
について語られます。
ちなみに、
インデックス・ファンドとは、
たとえば、S&P500や日経平均
などの指数に連動して
運用されるファンドのことです。
投資信託の投資を考えている人は、
2つのファンドのちがいは
知っておくべきでしょう。
これを読めば、
「毎月分配型の投資信託なんて
買ってる場合ではない」ことは
よくわかると思いますよ。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」は、
「つみたてNISA」や「iDeco」を
やられている方とも相性がよいですよ。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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