コロナが「購入」か「賃貸」か問題に影響を与えている

(Vol. 1011/1096)
「お金」の話をすると
答えのでないテーマがあります。
最たるものは、
住宅は「賃貸」か「購入」か
問題でしょう。
結論なんてでませんし、
結局はその人の環境や
条件次第ということになります。
でも、今回のコロナの影響で
大きく前提が変わってしまった
かもしれません。
(とりわけ、大都市圏の場合)
というのも、
コロナ前は「勤務先から近いこと」
が重要でした。
「都心回帰」の流れがあり、
タワーマンションブームも
その傾向に拍車をかけました。
最近は、
オリンピック需要により
高騰しすぎたマンションの
販売価格や台風被害の
甚大さなどから、
販売数は落ち込んでいました。
そこに、今回のコロナ禍で
人々のマインドに
大きな変化が起こったわけです。
コロナで一気に
テレワーク化が進みました。
会社に集まらなくても
ある程度仕事ができることを
多くの会社が認知しました。
会社によってはオフィスを退去。
完全テレワーク化する
会社もあります。
そうなると、
購入するにしても、
賃貸するにしても、
わざわざ価格の高い都心部に
住居を構える理由は薄まります。
また、今回のコロナの
外出自粛で多くの人が
「住居の狭さ」を感じたようです。
先日、不動産のプロのお話を
聞く機会があったのですが、
・住居の買い替え需要はある(より広いところへ)
・郊外の戸建て住宅への引き合いは増加している(都心から郊外へ)
・まだ不動産の値段はあまり下がっていない(下がるとしたらこれから)
だそうです。
アフターコロナに
社会がどのように
変化していくのか、
まだよくわかりません。
いまは「様子見」の段階
と言えるでしょう。
アフターコロナ後の
ご自身のライフスタイル
にあった選択肢を
慎重に選ぶことが重要ですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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