GPIFの運用益12兆円超え 四半期で過去最高ですね

(Vol. 1073/1096)
私たちの年金を
運用しているGPIF
(年金積立金管理運用
独立行政法人)。
先日、2020年4月~6月期の
運用成績を発表しました。
この期間の運用実績は、
12兆4868億円の黒字でした。
これは四半期の運用益としては、
2016年10~12月期の10兆4971億円を
上回る過去最高の運用益を
記録したのだとか。
コロナウイルスの影響で
下落した株式を買い支えたり
した成果が実ったわけですね。
3月末時点の運用資産は
150兆6332億円で、
6月末の運用資産は
162兆926億円。
4~6月期の運用利回りは
プラス8.30%となっています。
ちなみに、年金積立金全体に
占める資産の構成割合は、
国内債券 26.33%
国内株式 24.37%
外国債券 21.81%
外国株式 27.49%
となっています。
その資金の性格から
保守的な資産構成ですが、
それでもこれだけの
リターンが得られるんですね。
いつでも、暴落した株価
への投資は多くの場合、
いつか報われますからね。
今回は株価の回復は
早かったのも寄与していますね。
それにしても、
GPIFの運用が「赤字」だと
マスコミなどで
ひどく叩かれます。
一方で、
今回のような「黒字」でも、
「さらっ」としか
取り上げられません。
記事として
面白くないんでしょうね(笑)
GPIFがしっかりとアピール
したくなるのも理解できます。
いづれにしても、
我々の年金が原資となっています。
正確な情報で現状を
把握しておきたいものですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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