「老後2,000万円が必要」問題 備えておくに越したことはない

(Vol. 646/730)
金融庁が3日に発表した
「老後2,000万円が必要」問題
長寿化がすすみ人生100年時代。
これまでより長く生きるために、年金だけでなく自分でも備えをしましょう。
そんなメッセージですね。
まあ、メッセージとしては
「至極真っ当」と思う反面、
「年金は100年安心」
と謳っていたのに
「2,000万円赤字」って、
とも思いました。
メッセージとして一貫性がないのは
いかがなものでしょう。
とはいえ、
内容を見ると、
夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯では、毎月平均5万円の収支不足が生じているとし、今後30年の人生があるとすれば、単純計算で2,000万円が必要と試算。その上で公的年金が「老後の収入の柱であり続けることは間違いない」としながらも、支出の再点検や保有資産を活用した資産運用などで、資産寿命を延ばす取り組みが必要。
あながち間違ったことは
言っていません。
年金支給年齢が切り上がったり、
年金制度が安定しないので、
老後資金を年金だけに頼るには
確かに不安です。
年金以外の手段で
資金を用意しておくことの
必要性は認識しておくべき
でしょうね。
私のようにまだ
働いている世代は、
幸い引退までに
まだ「時間」があります。
「貯金」して貯めるという手
もありますが、
今はいろいろな
投資の優遇制度があります。
iDeCo、NISA、
つみたてNISA。
個人事業主なら
小規模企業共済もですね。
資産形成のための優遇制度は、
利用できるものは利用しましょう。
ただし、それぞれメリット・
デメリットがあるので、
用途に応じて使いわけが
必要となりますが。
どの制度を使うにしても
「備えあれば患いなし」です。
「一攫千金」は無理でも、
「時間」と「優遇制度」を
うまく活用すれば必要な「備え」は
できるあと思います。
地道にコツコツと
積み上げていくしかありませんね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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