朝ドラ「エール」 負けを認めるということは大切なことだ。

(Vol. 1024/1096)
朝ドラ「エール」
今週は、主人公の裕一と音を
取り巻く人々の
サイドストーリーでした。
最近の朝ドラでよくある
既に亡くなった登場人物が
幽霊として出てくる
トンデモ演出もありましたが、
なんだか悪くない。
15分だけで切り取った
ショート形式のドラマでしたが、
余韻のある良い試みでしたね。
とりわけ、
関内家の3女の梅の
お話は良かったですね。
子供の頃から、
文学好きで斜にかまえて
生きてきた梅。
ある日、とある手紙に
衝撃を受けます。
その手紙には小学生の時に
文学の面白さを教えてあげた
唯一の友達が文学誌の新人賞を
受賞し小説家となっていた
からです。
梅も小説を書いていましたが、
入選を果たせずにいました。
自信をなくしていた梅に、
数日だけ地上の戻ることが
許された父の安隆さんが
あらわれます。
友達の受賞作について
感想を聞かれた梅は、
「すごかった。でも、、、」
と口ごもります。
すべてを察した安隆さんは
「自分の弱さをみせたくないのか?」
と梅に問いかけます。
しばらくして、
「悔しい」
と本音を吐露する梅。
そんな梅に康隆さんは
こんな言葉を投げかけます。
「負けを認めるということは大切なことだ。負けを受け入れるから、人は成長したり、ちがうことに挑戦できるんだ」
そんな亡き父との
やり取りを通して、
梅はひとつの気づきを得ます。
「今まで全てのことを斜めから見過ぎとったかもしれん。これからは真っ直ぐ生きてみる。自分とか小説、真っ直ぐ表現してみる。」
朝からたいへん良い物を
見させてもらいましたね。
それにしても、
梅を演じる森七菜さん。
ほんと素晴らしい演技でした。
朝ドラヒロインの妹役は、
将来のヒロイン候補なんて
言われますが、
森七菜さんも当確級でしょう。
本編では梅が出る幕は
もうないかもしれませんが、
多くの人の印象に残る
演技でした。
さて、来週からは
本編に戻ります。
もう1週分しか撮影の
ストックがないようですが、
どのように展開していくか
楽しみですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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