ステイゴールドはすごい 「血のドラマ」と「絆」を見た
(Vol.606/607)
ここ数日、「平成最後の」
というフレーズが
よく聞かれます。
競馬でも「平成最後のGⅠ」
天皇賞(春)が京都競馬場
で行われました。
優勝はディープインパクト産駒の
フィエールマン。
キャリア6戦で天皇賞(春)制覇。
思いのほか強い馬
なのかもしれません。
凱旋門賞に登録したようなので
今後の走りが楽しみです。
さて、じつは
本当に「平成最後のGⅠ」は
天皇賞(春)の後に行われました。
数時間後に香港の
クイーンエリザベス2世カップ
というレースがありました。
日本からもGⅠ馬2頭を含む
3頭が出走していました。
優勝したのは日本馬で
一番人気のなかったウインブライト。
このレース、
非常に爽快なレースでした。
なぜか?
一つには、
血のドラマが見られたから。
競馬は「ブラッドスポーツ」
と言われています。
血統が重要なわけです。
まあ、たまに
オグリキャップのように
血統を超越した馬が出てくる
のが面白いんですが。
ウインブライトの父は
「ステイゴールド」。
三冠馬オルフェーヴル、
二冠馬ゴールドシップ、
最近では障害馬ながら
有馬記念に出走して話題に
なったオジュウチョウサンを
輩出した名種牡馬です。
ステイゴールドは、
大きなレースで好走するも
2着が多く、いわゆる
勝ちきれない馬でした。
初めて重賞で勝った日に、
場内から拍手が起こるように
そのもどかしさが
愛された馬でもあります。
そんなステイゴールドの
引退レースは、
香港でのレースでした。
最後の最後でこれまでの
勝ちきれない戦績が
嘘のような鬼脚をみせて、
念願のGⅠ制覇。
有終の美を自らの勝利で飾る
ようなドラマティックホース
なんですね。
父と同じ香港で
格上馬を破っての勝利に
「ステイゴールド」の血の力を
目撃しました。
もう一つには、
騎手との絆です。
今回の鞍上は、
18戦中17戦でまたがった
松岡騎手です。
競馬の世界では、
何の問題がなくても、
大きなレースでリーディング
上位の騎手に乗り替わりは
よくあることです。
松岡騎手はリーディング
上位の騎手ではありません。
陣営のインタビューで
海外の記者から
ルメールやデムーロというリーディングジョッキーではなく、なぜ松岡を乗せるのか?
という意地の悪い質問
がありました。
調教師は、
彼が乗ると一番馬が走るから。
と応じましたが、
きっちりと陣営の期待に
こたえる見事な騎乗でした。
「血のドラマ」x「絆」
思わず、じーんときましたね。
と、これで馬券も当たれば
最高だったんですが、
1着ウインブライトを
買っておらずハズレ。
とはいえ、
ここぞという舞台で
最高のパフォーマンスを発揮する
ウインブライトと松岡騎手。
良いものを見せてもらったので
良しとしますか。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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