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第95回箱根駅伝(復路)

 
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(Vol.491/500)

 

第95回箱根駅伝
総合優勝は東海大学でした。

 

 

今回は、

往路優勝 東洋大学

復路優勝 青山学院大学

総合優勝 東海大学

と、めずらしく全ての優勝校が
ことなる大激戦。

 

往路の4区、5区で
ブレーキのかかった青学、
復路の9区でブレーキの
かかった東洋大が負けて、
全員崩れずに
概ね区間2〜3位でまとめて
ブレーキのかからなかった
東海大が勝ちました。

 

高いレベルの戦いでは、
致命的なミスをしないことが
重要というわけですね。

 

東海大学は去年も
優勝校に挙げられていました。

 

けれど、
距離の短いスピードレースが
得意なチームであったため、
箱根では青山学院には
勝てませんでした。

 

前回の敗戦から今大会までは、
よりスタミナを強化して
「強さ」を身につけるべく
練習を積み重ねてきたのだそうです。

 

勝つために必要なビジョンを描き、
逆算して練習プランをたてて、
練習を愚直に実践してきた
成果が現れたと言える
のではないでしょうか?

 

さて、
箱根駅伝で「強さ」と言うと、
「風が強く吹いている」という小説の
大学駅伝チームのキャプテンと
エースのやり取りが思い出されます。

 

「長距離選手に対する一番の褒め言葉がなにかわかるか?」

「速い、ですか?」

「いいや。『強い』だよ」

と清瀬は言った。

「速さだけでは、長い距離を戦いぬくことはできない。天候、コース、レース展開、体調、自分の精神状態。そういういろんな要素を、冷静に分析し、苦しい局面でも粘って体をまえに運びつづける。長距離選手に必要なのは、本当の意味での強さだ。俺たちは、『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ」

 

この話は走りだけでなく、
日常でも同じことが
あてはまるかもしれませんね。
「強さ」を身につけたいものです。

 

 

お正月からそんな気づきを得た
今年の箱根駅伝でした。

 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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