コルビジェ行脚(その1) ロンシャンの礼拝堂
(Vol. 422/500)
2016年に国立西洋美術館が世界遺産登録されて日本でも話題になりました。
「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」の構成資産のひとつとして、国立西洋美術館が世界遺産登録されました。
コルビジェは、主にフランスで活躍した建築家で近代建築のBig3の一人。(あとは、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ)
コルビジェ建築の多くはフランスにありますが、わたしもいくつか訪れました。今回は、ロンシャンの礼拝堂をご紹介します。
(注)訪問は2015年9月で世界遺産登録前です。現在は状況が変わっているかもしれません。
ロンシャンの礼拝堂への行き方
ロンシャンの礼拝堂の最寄駅は、RONCHAMP(ロンシャン)という各駅停車しか停まらない小さな駅にあります。
パリから日帰りでの強行軍で訪れる方もいるようですが、私はドイツからスイス経由でフランスに入ったので、MULHOUSE(ミュールーズ)に宿をとりました。
ミュールーズからロンシャンは、電車で1時間くらい。(途中、Belfort駅で乗り換え)。電車の本数は多くないので、時刻表は事前にチェックした方がいいです。
ロンシャン駅からは徒歩です。看板が出てるのでそれに従い進みます。
小さな田舎町です。
町を行くと看板があります。
ひたすら登り坂が続きます。
だいたい30分くらいでロンシャンの礼拝堂に到着します。
ビジターセンター
ビジターセンターは、レンゾ・ピアノの設計です。ビジターセンターもカッコいい空間です。
ビジターセンターにはチケット売場の他、ロンシャンの礼拝堂にまつわる展示品や売店があります。
ロンシャンの礼拝堂
ロンシャンの礼拝堂は1955年に竣工。コルビジェの代表作のひとつですね。
いまは世界遺産なので、観光客が増えていると思います。当時は9時前に着いたら1番乗りでした。
そして、ほぼ1時間ほどだれもこなかったので、礼拝堂は独り占めでした。
また、礼拝堂の近くにいくつかの建築物もあります。
ところで、ロンシャンの礼拝堂のデザインって独特ですよね?
この礼拝堂は「カニの甲羅」をモチーフにしていると言われています。至る所にアイデアのヒントはあるんですね。
むすび
ロンシャンの礼拝堂はアクセスがよくないので、行くまでが一苦労です。
けれど、建築好きな人なら、わざわざ見に行く価値のある建築だと思います。
あの場所にあの礼拝堂があるという不思議な場の空気を感じてみるのは悪くない経験でした。
ちなみに、こちらの本はコルビジェ行脚に大変便利な本でした。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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