怪物屋敷(パラゴニア荘)に行ってみた!
わざわざシチリア島まで脚を伸ばした理由。それは怪物屋敷(Villa Paragonia、パラゴニア荘)を見たかったから!
パレルモ駅到着後、さっそく怪物屋敷を目指したのでした。
怪物屋敷とは
ゲーテが「パラゴニア式無軌道」と呼んで非難した、一種の怪物庭園とも言うべき異様な宮殿である。
〜〜〜〜〜 中略 〜〜〜〜〜
ゲーテは誰に誘われたのか、1787年4月9日、当時まだ生きていたパラゴニア公のバゲリアの宮殿に出かけて行って、その鬼面人を威す態の庭の彫刻や室内装飾にほとほと呆れはて、うんざりして帰ってきたらしい。
澁澤龍彦『旅のモザイク』より
ゲーテ先生にDisられたヘンテコな彫刻が当時のままそこかしこに残る”悪趣味な”お屋敷、ってところでしょうか、簡単に言えば。
怪物屋敷(パラゴニア荘)への行き方
怪物屋敷(バラゴニア荘)は、バゲリーア(Bagheria)という街にあります。最寄りの駅は、パレルモ駅から電車で15分位のバゲリーア駅です。
駅から怪物屋敷は徒歩で15分くらい。まず駅を降りたら、まっすぐ進みます。
駅を背にしてそのまま進み、道に出たら右折。少し進むと左手に大きめの上り坂の道が見えるので左折。
上り坂を行くと二手にわかれているので左側の細い道に進む。
しばらく行くとこんな門があるのでそのまま直進。
直進すると怪物屋敷の裏門に着くと思います。壁沿いを道なりに進み表門を目指してください。
【参考】上の二手にわかれた道を左に行かず、そのまま真っすぐ坂を上がるとマドレ教会(下のおまけの欄を参照)が右手に見えてきます。教会を左折して目抜き通りを終わりまで行くと左手に怪物屋敷があります。遠回りですが、こちらの方がわかりやすいかもしれません。
怪物屋敷を散策
入口でふざけた(?)2体の像がお出迎え
ふざけたやつ(その1)
ふざけたやつ(その2)
入り口付近
屋敷もまずまず立派な感じ
屋敷の壁の上には奇人像、珍獣像がたくさん並ぶ
裏門にも2体の像
ヨーガ
趣のある老人
なお写真はありませんが屋敷の中にも入ることができます。
おまけ
その1 映画『シチリア!シチリア!』
バゲリーアは映画『シチリア!シチリア!』の舞台の街です。怪物屋敷を出て右折、目抜き通り進むと映画にもでてくるマドレ教会があります!(ちなみに、『ニューシネマパラダイス』の監督もバゲリーア在住だとか)
その2 Trattoria Don Ciccio
怪物屋敷近くのおいしいと評判のTrattoria。屋敷の近くに看板が出てます。私は時間が合わず行けませんでした、残念無念。。。
むすび
澁澤龍彦好きなら楽しめる場所だと思います。旅のモザイク等を読んでからくると、なお良し!ですね。
ただし屋敷内に数家族が居住しているようで、庭にブランコが置いてあったり、洗濯物が干してあったり、乗用車が置いてあったり、と観光施設としてはかなり脇があまい印象です。そんな感じですから興味がある人はどうぞ、といったところでしょうか。
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【編集後記】
昨日は、体調が悪く、最低限やる事だけやり、あとはずっと寝てました。体調管理は重要ですね。。。
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